皆さんはいきなりその場で内定を言い渡された経験がありますか?
私も実際に直面した回数は片手に収まりますが、初めて言われた時は動揺を隠すことができませんでした(笑)
今回はそんな都市伝説とも言える「その場で内定を出された時」にフォーカスして紹介していきます!
その場で内定とは?
就職活動を行う上で、最終面接の際にその場で内定を出されるケースが存在します。
内定は基本的に面接の2、3日後に電話やメールで通知され、実際にこのような場面に遭遇した時、戸惑ってしまう方も少なくありません。
以下ではこのような場合の企業の意図や対応の仕方について紹介します。
本番で焦らないためにも是非ご参考ください!
その場で内定を出す企業の意図とは?
「内定」の可否をその場で決めてしまって良いのかと疑問に思う方も少なくないと思います。
ですが企業側にももちろん意図があり、そのような方法をとっています。
ここでは企業側の視点から、その場で内定を出す意図について紹介します!
- 優秀な人材の確保
- 面接以前に決まっている
- 志望度チェック
- 相当気にいられた
優秀な人材の確保
就活において就活生は内定を争っていますが、企業側もまた、優秀な学生を企業間で取り合っています。
人材獲得には多額の資金がかかり、1人を採用するのに何十万円という採用コストを必要とするのです。
そのため最終面接まで来てくれた「優秀な学生」を確保しておきたいという意図があります。
データとして「初内定」の企業に行く確率が高いと言われているのでどこよりも早く内定を言い渡すことで他の企業に取られたくないという企業の意図が垣間見えますね。
面接以前に決まっている
最終面接は確認程度で、選考過程で決定しているということがあります。
これは最終面接までの面接における通過率が非常に低い企業に多い傾向がありますが、それまでの選考である程度内定をだす就活生を絞っており、最終面接での通過率がほぼ100%という企業ですね。
そのため、ある程度の最終確認が済んだ段階でその場で内定を出してしまうという意図があります。
志望度チェック
最後に「内定」を言い渡すことで、就活生がどのような反応をするかを確認している可能性があります。
後日伝えられると思っていた内定を獲得できた時、どのような表情、リアクションをするのかによってその企業への志望度が測れてしまいますよね。
本当に第一志望だった場合と、滑り止めで受けている企業ではもちろんリアクションが変わってきます。
採用コストを抑えるためにも「内定辞退者」を減らしたい企業は「本当に来る就活生」にしか内定は言い渡せないと考えています。
そのため就活生が本当に第一志望としているのかのチェックをしているという意図があります。
最終面接に挑む際はその場内定の可能性も念頭に置いておくようにしましょう!
・内定を言われた時のリアクションに気をつけよう!
相当気に入られた
本当に滅多にありませんが、面接官の裁量によっては、面接官にとても気に入られた結果、その場で獲得できることがあります。
面接官も結局は人間なので、就活生に対して苦手意識や好意を感じることがもちろんあります。
気に入られた結果として獲得できることもあるので、面接対策は事前に徹底して行っておきましょう!
どのように対応すれば良い?
ここからは、その場内定に対して就活生はどのように対応すれば良いかについて就活生の事情別に紹介します。
「内定を承諾したら行かないといけないのか」「練習で受けていたけれど内定は一応欲しい」などその場でいきなり言われると返答に困ってしまう場合も多いと思います。
実際に直面した時に適切に対応できるように是非ご確認ください!
- 志望度が高い場合
- 志望度が低い場合
志望度が高い場合
志望度が高い場合は、その場で内定を承諾することになります。
この場合は「内定への感謝」と「入社への志望度のアピール」をすることがとても重要です。
また、入社承諾書への記入や待遇、福利厚生などの説明がいきなりあり、戸惑ってしまうこともありますが、動揺を悟られないように心を落ち着かせ、説明をしっかり聞いておくようにしましょう。
内定承諾後は入社へと進んでいくことになります。
志望度が低い場合
まだ他の企業の面接を控えていたり、第一志望の会社の選考を控えている場合、承諾の保留をお願いするようにしましょう。
保留したいということを伝えると内定がなくなってしまうのではないかと考える人もいますが、心配無用です。
保留をお願いする時は「内定の意思」がある一方で、就活の現状をそのまま説明するようにしましょう。
企業ごとに異なりますが、一般的に内定保留の期間は一週間と言われています。
一週間以内に返答することが難しい場合は断ることを前提に、内定を承諾するのも一つの手ですね。
内定承諾の際のチェックポイント
ここでは内定承諾の際に、押さえておくべきチェックポイントについて説明します!
いざ内定をもらうと、嬉しさの反面どうして良いかわからなくなることも多々あると思います。
今回紹介するポイントをしっかりと押さえた上で、内定をもらった際にどのように対応するかを考えておきましょう!
- しっかりと考えてから意思決定する
- 内定は承諾後も辞退はできる
しっかりと考えてから意思決定する
たとえ練習のためにエントリーしたとしても、勢いで承諾してしまうことがよくあります。
ですが志望度が低い企業の内定をもらうということは、その企業に本当に行きたい学生の枠を一つ奪うことでもあります。
そのため、少しでも悩む気持ちがある場合はその旨をしっかりと面接官に伝え、2,3日考える時間をもらうようにしましょう。
内定は承諾後も辞退はできる
内定を承諾してしまったら必ず行かないといけないと考えている人も少なくありません。
ですが実際には内定を断ったとしても、企業側からの法的拘束力はありません。
そのため、やむを得ず内定承諾後に辞退する場合は企業へ謝罪とともにその意思をしっかりと伝えるようにしましょう。
まとめ
今回は面接においてその場で内定が出された時の企業の意図から対処法までご紹介しました!
その場で内定をもらえることはないと考えていると、いざその状況に直面した時どうして良いかわからず適切な対応が取れません。
就活においては何が起こるかわからないため事前にしっかりと準備しておくようにしましょう!
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