就活において、WEBテストが終わり、次は面接かと思いきや立ちはだかるのがグループディスカッションです。
面接やエントリーシートとは異なり、他の就活生と一緒に選考に参加するため緊張も大きいですよね。
そんなグループディスカッションですが、今回はその実態や対策について紹介していきます!
グループディスカッションとは?
グループディスカッションはグループワークと内容はほとんど同じです。
ですがグループディスカッションはグループ内で結論を出して終わりという点でグループワークとは異なっています。
グループディスカッションとは、グループで与えられたテーマに対して議論し、結論を出して発表をするというものです。
一般的にテーマではケース問題のような「売上向上施策」や「戦略分析」などが多いです。
- 所要時間
- 人数
所要時間
所要時間としては30分前後のものが多いです。
しかし短いものでは15分、長いものでは複数日といったものもあるので注意が必要です。
人数
基本的には5-6人が多いです。
しかし多いところでは8-9人のところもあり、10人以下で構成されていると考えておくと良いかもしれません。
グループディスカッションの大まかな進め方とは
ここからはグループディスカッションの一般的な流れと注意点について紹介していきます。
これまでグループディスカッションをしたことない方は周りの就活生に遅れをとってしまうことがないように確認しておくことをおすすめします!
- 企業から所要時間、テーマが伝えられる。
- 自己紹介を行い、役割・時間の使い方を決める
- 役割・時間に則り、ディスカッションを行う
- グループの意見をまとめる
- 発表する
企業から所要時間、テーマが伝えられる。
グループディスカッションでは最初にグループ全員に面接官から所要時間とテーマが伝えられます。
面接官の話をよく聞き、適切にテーマを理解しておくためにしっかりとメモを取るようにしましょう。
また、何か疑問点がある場合はこの時点で面接官に質問しておくと良いです。
自己紹介を行い、役割・時間の使い方を決める
面接官からの話が終わると、面接官は横から話を聞くだけになり、あとはグループ内で進めていく形になります。
そのため誰も話し始めない場合沈黙が続いてしまいます。
ここから採点は始まっているので、積極的に会話を持ちかけることができると◎です。
また、最初に全体で自己紹介・テーマの確認・時間をどのように使っていくのかについての認識を合わせておくようにしましょう。
自己紹介でも面接官に対して大きく差をつけることができます!自己紹介についてはこちらで詳しく紹介しているのでご参考ください。
役割・時間に則り、ディスカッションを行う
2の工程が終わると、役割分担に進みます。
グループディスカッションで必要な主な役割は主に以下の点です。
- 司会
- 書記
- タイムキーパー
それぞれの役割について紹介していきます。
司会
司会は主にグループの議論を時間通りに進めていくとともに、全員の意見を均等に引き出す役割があります。
話に入れていない人がいれば積極的に話しかけ、意見交換へと導きます。
また、指定された時間内に意見がまとまらないということは許されません。
そのため最初に決めたタイムスケジュール通りに議論を進行させるためにも、議論状態を把握し、司会を中心として進めていくようにします。
書記
書記は議論の流れやグループメンバーで出た意見を書記しておくという役割です。
オンラインの場合は画面共有しながら行うケースが増えてきています。
グループとしての意見をまとめていくためにも重要な役割を担っていますね。
タイムキーパー
タイムキーパーは時間通りに議論を進めていくために時間を測っておく役割です。
議論が白熱してしまいなかなか意見がまとまらず、予定していた時間を過ぎて進んでしまうということはよくあります。
そのためタイムキーパーは時間の確認をこまめに行い、司会やグループメンバーに伝えてあげるようにしましょう。
役割が決まったら、司会を中心に議論が進んでいきます。
議論では積極的に意見を交換していく姿勢を見せるようにしていきましょう。
グループの意見をまとめる
これまでの工程全てが終了したら、グループとしての意見をまとめる段階に入ります。
司会を中心に全員まとめに行く意思と、ある程度の妥協の姿勢を見せるようにしましょう。
グループディスカッションでは自分の意見がどれほど良いものでも周りに認められなければ全く意味がありません。
そのため自己主張を強くするというよりはグループメンバーとどのように意見交換をし、相手の意見をどれほど認められるのかという点に重きをおいて取り組むようにしましょう。
発表する
グループディスカッションの最後はもちろん発表です。
基本的に発表は1人で行う場合が多いです。
そのためグループディスカッションにおいて中々意見が出せなかったという方は積極的に発表者に名乗り出るようにしましょう。
誰も発表者がいなかった場合は司会となる場合が多いです。
司会に立候補する際には発表者になる可能性も考えておくようにしましょう。
面接官の着眼点を知りたい方はこちらをご参考ください。
グループディスカッションでよく出されるテーマとは?
ここからはグループディスカッションにおいてよく出されるテーマについて紹介していきます。
テーマの予想ができると大体の意見なども考えておくことができますよね。
企業によってテーマは様々なので、ある程度大枠を把握しておくようにしておきましょう!
- 売上向上に関するテーマ
- 戦略に関するテーマ
- 時事に関するテーマ
売上向上に関するテーマ
-業界の売上を上げるためには?
グループディスカッションを受けている業界の売上を上げるための施策をテーマとしてくることが最も多いです。
志望企業業界は事前に徹底的に分析しておくようにしましょう。
戦略に関するテーマ
-経営施策をどうしていけば良い?
-新事業をするべき?
経営施策や新事業施策について、どのように打ち出していくのかについてのテーマです。
一般的なケース問題として出されるテーマなので、事前にケース問題の対策をしておくことが最も有効です。
時事に関するテーマ
-地域活性化するためにはどうすれば良い?
-少子高齢化への対策について
-社会情勢への対策
ニュースで取り上げられている内容について、どのような対策をするべきかというテーマです。
日頃からニュースに対して問題意識を持って考えているのかについて確認しています。
気になるニュースなどは事前に確認しておくことをおすすめします!
グループディスカッションの対策3選
ここからはグループディスカッションを突破するための対策について紹介していきます!
突破するためにはより良い意見を発言することよりも、周りとの協調力やコミュニュケーション能力が重要になってきます。
ここでは対策方法を3つに絞って紹介します!
- 課題に対して問題意識を持つ
- 人の意見を聞き入れる姿勢を持つ
- ニュースを確認しておく
課題に対して問題意識を持つ
グループディスカッションにおいて、テーマに対しての課題解決力が一つの採点指針となっています。
そのため日常的に課題と感じることに対して、その解決策をセットで考える習慣を作っておきましょう。
なぜその課題が生じてしまい、どのように解決するのかを常に考えている人にとってグループディスカッションはとても簡単なものに感じます。
徐々に”簡単”と感じる段階に進んでいくようにしましょう。
人の意見を聞き入れる姿勢を持つ
グループディスカッションでは他の人の意見を頑なに否定するのではなく、自分の意見に取り入れていくことがとても重要です。
そのため、日常生活において他人の意見に耳を傾ける習慣を持っておくようにしましょう。
特に自分の意見は絶対正しいという先入観を持ってしまっている人は要注意です。
一朝一夕で改善できるものではないので、前々から意識して生活するようにしましょう!
ニュースを確認しておく
先ほどグループディスカッションのテーマでも紹介しましたが、そのテーマとして時事ニュースが取り上げられることはよくあります。
そのため話題になっていることや、志望業界に関連が深いと思うニュースは事前に確認しておくようにしましょう。
また、ニュースを確認するだけではなく、その問題を解決する方法は何があるのか、何が問題となっているかまで深掘りできていると完璧です。
就活対策では本を使うのがとても有効です。こちらで紹介しているので是非ご参考ください。
まとめ
今回はグループディスカッション絶対通過ということでグループディスカッションの流れから、テーマ、その対策ついて紹介しました。
面接とは違い一癖あるグループディスカッションは何から対策して良いのかわからなくなりますよね。
流れやテーマを事前に確認し、他の就活生に差をつけれるようにしておきましょう。
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